【マルハチ釣り部】三重県鳥羽市の鳥羽水族館でお魚勉強会
三重県にロックフィッシュ(カサゴやメバル)を狙いに行く予定だったのですが風の冷たさと雪が降るかもしれないお天気模様という事で、鳥羽水族館へ勉強しに行ってきました。お昼に○八(まるはち)食堂にて食事をして、いざ鳥羽水族館へ!
1200種類もの魚種を飼育する鳥羽水族館
館内に入ると大きなクジラと水槽が出迎えてくれます、休日という事もありお子様連れもファミリーやカップルがたくさんいらっしゃいました。
大水槽の前で記念写真をパシャり☆
魚種が豊富で1200種類を超える飼育数を誇り、釣り場や食卓でも見た事がない魚を多く見ることができます。今回は写真と共に解説を少しだけしてみたいと思います。
バイカルアザラシ
ロシア南東部に位置するバイカル湖(淡水)だけに生息する、珍しいアザラシです。耳の穴のところに耳たぶが無いのがアザラシ。耳たぶがあるのがアシカになります。
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クリオネ(ハダカカメガイ)
「氷の妖精」、「流氷の天使」などと呼ばれているクリオネ。巻き貝の一種で、日本でも北海道沿岸にて1年中見る事ができます。捕食時には頭から6本の触手(捕食器官)が伸びるため、悪魔とも呼ばれます。
この6本の触手は「バッカルコーン」と言い、しょこたんが使うバッカルコーンはこれを模しているのではないかと思われます。
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ジュゴン
カメラを向けていたら飼育員さんがサービスショットを演出してくれました!
この「ジュゴン」に似た種類で思い浮かぶのが「マナティー」でしょうか?
ジュゴンとマナティーは簡単に見分けることができるのです、尾びれが魚のように2つに分かれているのがジュゴン。丸くしゃもじのような形をしているのがマナティーです。
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ウィーディーシードラゴン
オーストラリア東部から西部にかけて生息しており、オーストラリアの保護動物に指定されています。捕獲した場合には法で罰せられますのでご注意ください。
チンアナゴ
沖縄や太平洋(日本西側)の海底に生息。写真にあるように黒い丸い斑点があるものがチンアナゴで、縞模様の彼らはまた別の種類になります。流れが早い海域を好み、潮に乗って流れてきたプランクトンをにゅるっと伸びて待ちかまえて食べます。
ウツボ&イセエビ
海のギャング、ウツボとイセエビのセット。捕食関係にはないためお互いに身を守るパートナーになっているのでしょうか?イセエビは伊勢発祥というわけではないそうで、語源の1つとして言われているのが『昔、鳥羽や志摩地方で水揚げされたものを伊勢の商人が買い取って江戸や京都に送ったためにこの名が付いたとも言われています。』との事。
ウツボもイセエビも釣る事ができ、見た目は食卓向きではありませんが意外と美味しく食べられます。
ミズダコ
タコ類で最大となり、過去最大の記録として9m以上のタコが捕獲されたとか。日本では東北・北海道の海で良く水揚げされるようです。
アオリイカ
見て良し、釣って良し、食べて良しのアオリイカ。見た目も綺麗で味も美味しく、漁港や堤防などから気軽に楽しめるフィッシングのターゲットとしても大人気。東海地方では、愛知県南部や三重県の湾内に生息し、産卵の時期になると海藻に卵を産み付けにやってきます。
コブシメ
コウイカの仲間で、大きさは50cm以上になります。ダイバーの人気魚種でもありオス・メスのつがいで泳ぐ姿はとても壮大で優雅です。水面付近というよりは海底、サンゴ礁付近でふわふわ浮いている印象です。
メバル
冬の大人気ターゲット、メバル。目が大きく肉食性な魚でカサゴやアイナメと併せて随一の人気を誇ります。今回このメバルを狙って釣行したかったのですが次回にお預けです。
ピラニア
南米アマゾン流域に生息する、人食い魚で有名なピラニア。獰猛なイメージがありますが意外と臆病なため集団行動をしています。ボリビアに行った友人がピラニアの唐揚げを食べたそうですが予想に反して美味しかったようです。
ピラルク
世界最大の淡水魚で体長は3m以上になります。南米アマゾン流域に住み、1億年以上進化をしていない事からシーラカンスと同様に生きた化石と呼ばれています。このピラルクは肺魚(はいぎょ)でもあるためエラ呼吸+肺呼吸が可能。
ストリートファイターシリーズのキャラクター、ブランカの好物でもあります。
レッドテールキャットフィッシュ
キャットフィッシュとは、「なまず」のこと。南米のアマゾン川に生息しており、日本では観賞魚としてペットショップでも売られています。鳥羽水族館では60cm以上(1m以上にも成長するようです)の大きさがありましたが観賞用に買えるレッドテールは小さくて大人しいため、可愛いのでオススメです。
フンボルトペンギン
南アメリカ南部に位置する「ペル-」、「チリ」の海岸に生息しており観光客にも大人気です。
鳥羽水族館では屋外におりまして、風が冷たく寒かったのもあってか巣箱に入っていたり体を寄せ合ったりしていました。
コツメカワウソ
東南アジア(インド・インドネシア・中国南部など)に生息しており、つぶらな瞳や毛並みから特に女性に人気があります。
このコツメカワウソは「一夫一婦制」という一途さを誇ります。カワウソ界において卒論は無いのでしょう。
まとめ
鳥羽水族館勉強会、種類や生態を釣り・料理方法等をからめてゆっくり観察していたら4時間が経っていました。普段、ゆっくり水族館を回る事もあまり無いため良い経験となり、釣りだけではなく「魚」に関わるイベントを今後も企画していけたら良いなと改めて想いました。
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